「今日、呼んだのは俺の親父が話をしたいっていうから来てもらったんだ。」
蒼の部屋へいくまでに説明してくれた。
「蒼のお父さんって何の仕事してるの?」
「音楽事務所、結構大手の。グローバルって知ってるでしょ。」
「うん。」
「あの事務所の社長さん。」
「えぇー!」
私の聞いた質問に蒼ではなく、燈色が答えてくれた。
グローバルってのは、業界一の事務所で今売れてるアーティストはほとんどここの所属。
「じゃあ、もしかして蒼もなんか楽器できたりするの?」
「ああ。ベースを主にやってて他の楽器も大体はな。」
「蒼すごいじゃん。」
「勇輝もギターできるだろ?」
「は?そんなの初耳だよ。」
「お前、知らなかったのか(笑)」
「も、もうほっといてよ。」
「で、そのすごいお父さんが何の話?」
私と蒼のやり取りの間にさっきまで静かだった、燈色が割り込んできた。
ー


