こたつでウトウトしてたら
ドアが開く音で目が覚めた。
パッと起き上がると肩から
毛布が落ちた。


「おはようさっちゃん。こたつで寝たら風邪引くよ〜」


悠くんが髪の毛を拭きながら
こたつに入ってきて、
テレビを着けて言った。


「いつ帰ってきたの?」

落ちた毛布をかぶりなおしてあたしは言った

「11時くらいかな〜。」

時計を見ながら悠くんは言った。
もうすぐ12時だから、
あたしは結構寝ていたみたいだ。

「あたしもお風呂入ってくるよ。」

あたしはそう言って立ち上がった。


「あっ、さっちゃん!」

ドアに手をかけたあたしを
少し大きな声で悠くんが呼びとめた。

「なに〜?」

ちょっとめんどくさそうに、あたしは言った


「..あぁ〜したの、朝ごはんにも卵焼き焼いてね。」

「りょーかい。」

返事を即答してあたしはお風呂に向かった。
何か言いたいことがあるように見えたけど
敢えて何も突っ込まなかった。
とゆうか、突っ込めなかった




お風呂から出て、
『卵、豚バラ肉、玉ねぎ、ほうれん草』
とメモに書いてすぐに寝た。