・・・。

は?

時が止まったようだった。

静かに俺の前で眼が静止する。
真っ直ぐ、見ている。

整理できない、意味が分からない。
Kが入れた?なんで?見たい?何を?この玩具で?
悪趣味、かよ。
急に体温が下がった。

「気持ち悪」

こんなんじゃKに友達なんか出来るはずもない。
っていうか
ランドセル文通?いやいや、怪しさマックスだろ。

ようやく俺は我にかえった。
こいつと付き合うべきではない。
会いたいなんて、何舞い上がってたんだ俺。

衝動的にノートをちぎる。
衝動的に、書き殴る。
眼は静かに、見ている。

これがKに渡ったら
なんと返事がこようとランドセルごと捨ててしまおう。