「きいてくれる!?
えへへ、実はねー・・・
私、プロポーズされちゃった!!」
頭ん中、真っ白。
彼氏いたのかよ!!
てか、今までの俺はなんだったんだって感じ。
「弟できたみたいでほんとに嬉しかったんだけど
これからはあっちゃん家来るの厳しいかも、ごめんね。」
赤い頬をおさえながら。
弟・・・目眩を隠しながら、精一杯笑ってやった。
「良かったな、幸せになれよ!」
俺だって子供じゃない。
男のプライドってやつだ。
そしたら、まさかのその彼氏様との馴れ初め説明が始まった。
1秒も聞きたくない。
耐えろ、頑張れ俺のハート。
