光のカケラ




恋「ちょっ…榎久先輩っ!!」



お兄追いかけて行っちゃった…
威圧感先輩と2人だけ残されたあたし…。



昴「綺、お前1人暮らしか?」



「いや、兄貴とおかん。
まっ、家帰っても誰もいないからね」



お兄はここに泊まるし親は水商売してるからね…。



昴「そんなら、ここに泊まれ」



あら意外。
こんなこと言うんだ。
(ばばぁかよ)


「いーよ。あ、着替えねーや」



昴「俺のスウェット貸す」



「さんきゅ」



昴「ここの部屋、自由に使って」



なんかドアにVIPって書いてあるよ…。



「まぢありがと。」



あたしはスウェットを持って、部屋に入った。



昴「おう。なんかあったらそこのボタン押せ。
すぐ俺らと繋がるから。おやすみ」



「おやすみ」