昴「れーん!!ちょい面貸せ」



威圧感先輩は大きな声を出した



恋「なんすかー?昴先輩」



顔を出したのは、お兄だった。



恋「なんで!?綺がいんだよー!!」



いきなり飛び付いてきた。



昴「…シスコン…」



小さな声で呟いた。



「知らないよ。…お兄苦しい」



さっきから抱き着かれたまま。
力ムダに強い。



恋「わりぃ。昴先輩、綺狙ってんすか!?」



威圧感先輩はお兄を殴った。