「ああ…あっつい…」


砂漠の太陽が、容赦なく僕を照らす。


僕を照り焼きチキンにするつもり?


それより、暑い…


時の城なんて、本当にあるの?


僕は重い足取りで進む。


〝城〟みたいなもの、何処にも見えない…


1面、全部砂漠。


オアシスもない、


水が無い、


ああ、頭がぐらぐらしてきた…


ドサ・・


ああ、地面が熱い…


こんなところで寝たら骨になっちゃうよ・・・


―――でも、ちょっとだけ・・・