「はっ!!!」

気がついたら電車の中だった

夢だったんだ

そりゃそうだ

そんな話があるわけ…

「…ん?」

僕は右の手を開いた

そこには覚えのない飴…



その袋には確かに歩夢の字で

『ずっと大好きだよ』

そう書いてあった



これは夢か現実か解らない

でも、僕は信じているよ



僕は微笑み外を見た

外は君が旅立った日と同じ
様に雪が降っている


-END-