「着てくのねぇだろ」




「ぅ、うん・・・・」




将が廊下に出て待っててくれてる。




大きい・・・・。




「出来たか?」




「ぅん」




廊下から入ってくる将。




ジャージのファスナーを首まで上げる将。




「首のアト見られんの嫌だろ?」




「・・・・・」




頷く私。




将にパンを渡された。




「朝飯食いながら行くぞ。」




そう言って玄関に行く将。




私は走りながらついていく。




将の後について歩く。




「おぃ、」




「・・・ぇ・・・・?」




「・・・後ろ歩くな。」




将・・・・。




ドキドキする。