ねぇ、私には何が残ってるの?




「留果・・・?」




この声・・・・。




「将・・・?」




上半身裸の将。




髪からは雫。




「・・・なに泣いてんの・・・?」




将がベッド腰掛けた。




お風呂上がりの香り。




優しく将が私に笑いかけてる。




康太・・・・、




ごめんなさい・・・・・。




神様・・・・、




ごめんなさい・・・・。




私は将が好きです。




諦められないです。




優しく頭を撫でる将。




頭を撫でること、ほかの女の子にもしてるかもしれない。




でも、今は私・・・・。




将に抱き着く。




「将っ・・・・将っ・・・・・」




「・・・怖い夢でも見たか?」




そう、フワフワした夢にでてきたのは・・・・




笑顔の将だった・・・・・。