「・・・・ひゃっ・・・・!」




眠った将が私の背中に顔を埋めてきた。




緊張してたけど、疲れていたことからか案外すぐに寝れた。




あったかい・・・・。




気持ちいい。




こんなにグッスリ寝たのは本当に久しぶり。




フワフワ気持ちいい夢を見た。




幸せな夢。




幸せなんて私は手に入れちゃいけない。




いきなり悲しくなってきた。




涙がでる。




行かないで・・・・、私を置いていかないでよ。




ひとりは嫌。




待って。




待って。




フワフワの夢が崩れていく。




やだ・・・・。




やだ・・・・。




「・・・やだっ・・・!!」