なるべく優しく留果の頭をなでる。




「・・・・ん・・・・」




柔らかい髪をなでた。




子供みたいな顔して寝てるのに・・・・、




あんなに自分を追い込みやがって・・・・。




笑ってたほうがお前はいいんだよ。




お前の涙は嫌いだ。




素直な涙の止め方しらねぇんだよ。




でも、お前の涙は好きなんだ。




ほかの女とお前は違うから、




お前を全部、俺で埋めてやる。




だから、




お前で俺も埋めてくれよ。




「・・・・何、考えてんだ・・・・俺・・・・」




そう一言呟いて部屋を出た。




イロイロと終わらせるか。




俺は、携帯を手にとった。