涙が目に溜まる。




「何をしているんだ!!!やめなさい!!!!!」




先生が入ってきた。




康太の手を私から引きはがす。




「げほげほ!!!」




咳込む私。




「離せよっ!!!!」




康太の声を聞くと怖くなった。




私は思わず外に飛び出した。