「そこ、邪魔」
将の声がした
・・・あれ・・・
将の髪の色変わった・・・
明るい茶色から金髪に変わった
なんて将に見とれてた
・・・もっと距離が開いたよ・・・
「ね、邪魔」
冷たい言葉
隣には女子・・・
お弁当持ってる・・・
「・・・ごめんなさ・・・い・・・」
立ち上がって、将から逃げるように走り出した
後ろからは、将の笑い声がする
・・・可愛くなったらいいのかな・・・
料理も、もっと上手くなればいいのかな・・・
私は鞄を持って、学校を早退した
「・・・こんなかなぁ・・・」
バサバサつけまを付けて、アイラインをひいた

