私は一人、ジュースを飲む。




今日、楽しいなぁ・・・・・。




なんて、呑気に感じていた。




コツ・・・・。




「留果・・・」




え・・・?




顔を上げて正面を見た。




そこには、




笑顔の康太がいた。




「・・・ぃ、ゃっ・・・!」




逃げようとしたけど、両腕を康太に握られた。




「逃げないでよ、留果。」




その声で名前を呼ばないで・・・。




私を・・・・・、




見ないで・・・・。




「なんか、また可愛くなったね。」




「・・・ゃっ・・・・」




「また、可愛がりたいなあ・・・」




怖い・・・・。