「だから、これからはあたしが思ったことはちゃんと全部麗華ちゃんに言うっ!!遠慮なんてしないっ!!」


「うん…」


「だから…麗華ちゃんもあたしに心開いてよ…」





麻帆ちゃんはまた泣きそうな声で言った。





「悩み事があったらなんでも言って??あたし相談にのるからっ!!」


「うん…。ありがと」





あたしはそう言ってニコッて笑った。


けど正直まだあんまり信用してない。


今日からしばらく様子を見る。


いままでどおりだったら


もうそれまで。


どうせ嘘だった、ってこと。


ま、どうでもいいけど。


友達なんかいてもいなくても


一緒だもん。


なんにも変わらないもん…。