ガラガラガラッ しばらくボーッとしていると 突然保健室のドアが勢いよく開いた。 「翔太っ!?」 「あ…麗華」 「…何があったの??」 「ちょっとね…。ねぇ、顔に傷ある??目立つ??」 「あんまり目立たないけど…」 その言葉を聞いてとりあえずホッとした。 顔に目立つような傷ができたら モデルできないもん…。 麗華は僕の目の前まで椅子を持ってきて 座った。 「…喧嘩??理由は??」 麗華はまっすぐ僕の目を見て聞いてきた。 …麗華には言ってもいいかな。