ひどいじゃん!! 自分はさっさと行って お父さんとじゃれてて!? 僕、ちゃんと麗華のぶんの荷物 持ってきてあげたのに!! 「あっ!!翔太、ごめんっ!!」 麗華は慌てて荷物をとりに来た。 そんな僕たちのやり取りを見て お父さんはクスッて笑った。 「おう、翔太!!おつかれー」 「ただいま、お父さん。あと、おかえりなさいっ!!」 「あれ??」 お父さんの動きが一瞬止まって なにか不思議そうな顔をした。