「あ、麗華っ!?荷物はっ!?」 僕は麗華に向かって叫んだけど 麗華には聞こえなかったみたい。 「あーあ、麗華ちゃんったらー。翔太くん、僕が持って行こうか??」 「ううん、いいよ。麗華のだし僕が持っていくねっ!!」 「大丈夫??重くない??」 「大丈夫ー!!じゃあ、ばいばいっ!!」 「ばいならー♪」 僕は麗華のぶんの荷物も持って 玄関に向かった。 …思ってたより重い。 やっとの思いでリビングまでたどり着くと 麗華はお父さんとじゃれてる。 「れーいーかー!?」