キキーッ スタジオに着いた。 「はい、着いたよー♪2人ともがんばってねー!!」 一之瀬さんは笑顔でそう言った。 一之瀬さんは僕らのことを 兄弟みたいに大事にしてくれる。 すごくしゃべりやすいし。 「いってきまーすっ!!」 僕は一之瀬さんに向かってあいさつをして 自分の荷物を持った。 「麗華、行こっ!!」 「うん!!」 僕たちはスタジオの中に入った。