いつのまにか僕の目からは 涙が流れていた。 「理由は??」 「だって…剣治君が…ヒクッ」 「ん??」 「黒板に…ッ…死ねって…ヒクッ…」 僕のその言葉を聞いたとたん 先生はスッと立ち上がって 剣治のところに行った。 「剣治…お前なにしたんだ??」 「し…知らねぇ!!」 「剣治!!」 先生は剣治にむかって怒鳴った。 周りの子も一瞬ビクッとした。 「剣治…お前は1年生を泣かしてそんなに楽しいか??」