「ちょっと待ってぇー!!」 2階からはそう言う麗華の声が聞こえた。 「あははっ、麗華ちゃん寝坊でもした??」 「もう…なにしてるんだろ、あの子」 一之瀬さんはクスクス笑ってて お母さんは少しあきれてる。 もぉー… 麗華遅いーっ!! 僕、早く行きたいのにー!! 僕は待ちきれなくて麗華を呼びに 2階に行った。 コンコンッ 僕は麗華の部屋のドアを ノックした。