はあ… 学校、ヤダなあ。 そんな僕の気持ちを感じたのか 麗華が不思議そうにした。 「翔太…どうかした??」 「いや…学校ヤダなあ、って思って…」 「なにそれっ!?登校拒否っ!?…って、ああ…そっかあ…」 麗華は瞬時に意味を理解したみたい。 「あれっ??っていうことは今日ってバレンタインっ!?きゃあっ!!すごおーいっ!!」 麗華ははしゃいでいる。 そんなまったりした時間が過ぎている そんなときだった。 ガラガラガラッ いきなり病室のドアが開いた。