「翔ちゃん??起きなさい??」 おばあちゃんは僕たちのことを 翔ちゃん、麗ちゃんって呼ぶ。 おばあちゃんはニコニコ笑っていた。 「おばあちゃん…??」 「赤ちゃん、産まれたって!!元気な女の子よ??」 「え…ほんとっ!!」 僕は慌てて起き上がる。 横には麗華も起きていた。 「それで…お母さんと赤ちゃんは??」 「あっちにいるわよ??見に行ってみる??」 おばあちゃんはある部屋を指差して ニッコリ笑顔で言った。