夜だし病院だし そんなにオシャレとかいらないよね!! 麗華も同じ気持ちだったらしく ジャージを着ていた。 「じゃあ、行こうか♪」 「うんっ!!」 僕たちはプレゼントを持って行く。 玄関を出ると、ちょうどタクシーが来ていた。 「さっき電話しておいたの♪」 タクシーに乗り込んでから おばあちゃんはペロッと舌を出して 笑いながら言った。 僕たちのおばあちゃんはそこらへんの おばあちゃんとは違って若い。 だから今の仕草もさまになってる。