「旨そう。昼に弁当見たけど愛美ちゃん、料理上手だね」 「いえ……あ、お水用意しますね」 「座ってろ」 立ち上がろうとした愛美を制して聖司はカウンターに入り冷蔵庫を開けた。食器棚から真新しいグラスを3つ手に取る 「氷は?」 「適当に」 「私はなしで」 水を注いだグラスをテーブルに置くと朝と同じ場所に腰を下ろした