「ちょ。もう遅いし危ないから」
恭介は扉に手をかけた愛美を呼び止めた

「え?大丈夫ですよ。この格好ですし、補導される心配ならいらないです」



「相変わらずだね。…何かあったら夕聖さんに会わせる顔がないから、お金だすからタクシーで帰って」


?マークを浮かべた愛美の顔に思わず溜め息が漏れる



こんなところも奈々さんそっくりだ