「え…?」 「あー、実は愛美ちゃんと結婚したって初めて聞いた時、聖司のこと心配したんだ」 初めて聞いた 「それは…」 「バイトの理由もバイト先も知ってたし、これ以上聖司に負荷が掛かって欲しくないって」 先輩 「だからあの日、愛美ちゃんたちの家に行ったんだ。結婚相手愛美ちゃんがどんな相手見定めるため」 そうだったんだ 「ごめんね」と謝る三條先輩に首を横に振る 「先輩が聖司の親友として思ったことですから」