「もうすぐ昼食だしね。ここにいるってことは聖司の話聞いたってことだよね」 「はい」 私は告白したこと以外のさっきの会話を先輩に話した 「……」 「先輩?」 「全部、愛美ちゃんの父親と聖司の母親の手の中だったってこと?」 「……はい」 反論のしようがない 「心配して損した」 ボソッと呟いた言葉を聞き逃さなかった