「良かった」 空になった土鍋を見てホッと息を吐いた 「馴染んだ味だったから」 そうだ…… 「なぁ、社長の母校って」 「私たちの高校だけど?」 「……俺の両親もなんだ。しかも社長と同い年」 「お父さんの荷物探してみる!聖司は寝てて」