控え目に茶碗によそわれたお粥をレンゲで掬い口に運ぶ 「この味……」 「ごめん。美味しくなかった?」 心配そうに愛美が聞いてきた 「いや。なあ……このお粥って」 「お母さんの特別レシピ。大切な親友から教わったんだって」 「これ、うちの母親の味だ」