「ア、アイツ?」



冷たい眼、
冷たい声、


全てが、
ウミト君じゃないみたいで。


怖く感じたけど。



「・・・・・赤城愁」



「愁かぁ、、んー。
 なんだろ。雛が言うには
 【恋人未満親友以上】
 恋人って訳じゃないけど
 特別だよ、優しくて。
 そうそう、小学校の頃にね・・・・
 んんッ・・・」



怖いウミト君を抑えたくて
いつもより明るく喋りかけたのに



もっと怖いのは、あたしの気のせい?



無理やり接物kiss。
いつもなら嬉しいキスも、
今日は無理やりで激しくて、怖い。


キスに呆気をとられて。
腕が留守だったのが間違いだった。




『ガラッッ。。』