トキは紙を並べて、写真を撮っているようだった。
デジカメのシャッターが下りる音。
光はフラッシュ。
そうしてひとしきりごそごそし終えると、トキは、薄いデジタルカメラを懐のポケットにしまい、紙を綺麗に片付けて、足早に部屋を出て行こうとした。
「あれ?」
開いてるドアを不思議に思ったらしく立ち止まったけれど、自分が閉め忘れたと思い直したのだろう。
そのまま出て行った。
どうしよう。えらいところを見てしまった。
類はそのままじっとしていた。
ショックで動けない。
デジカメのシャッターが下りる音。
光はフラッシュ。
そうしてひとしきりごそごそし終えると、トキは、薄いデジタルカメラを懐のポケットにしまい、紙を綺麗に片付けて、足早に部屋を出て行こうとした。
「あれ?」
開いてるドアを不思議に思ったらしく立ち止まったけれど、自分が閉め忘れたと思い直したのだろう。
そのまま出て行った。
どうしよう。えらいところを見てしまった。
類はそのままじっとしていた。
ショックで動けない。

