師匠はコスプレ☆メイ探偵

「ただ、ダイヤの方は個人の持ち物なので、お目にかかることは出来ないし、エメラルドの方は、わしにもまだ消息をつかめてない」

「単に、今、現物を拝むことが出来るのはこれだけってことなんですね」 

 類はあきれてしまった。


前回みたく、個人宅のダイヤだって盗める。

とは、考えないわけだ。


「しかも、こうやって実際に目で見ることに何の意味があるんですか」


 師匠は黙ってしまった。


「帰ろうか」

「まて、こら」


 つい類の口は滑った。

 でもこの際フォローするのは置いておいた。