しかし、モエギさんは、自分の犯人説を自ら浮上させてしまったことになる。
安西さんが一旦眠ってしまったら、クマに襲われても起きそうにないのを知っていたのだ。
犯行予告に何のメリットがあったのかわからないが、盗めるチャンスがあることは知っていたのだ。
「結局、どうせワインの味なんか分かってないんだからどうでもいいやと思いまして、その後、地下のワインセラーに降りていきました。
ラベルも読めないんだから何でもいいやって、スーパーで買ってきたワインをもって戻って来たんです。
飲まれるときに有名なワインの名前をでっちあげたら、その高級感で満足して美味しく思えるような方なんで、問題ないと思いました。
そしたら、奥様が怒ってらして。
てっきりお手軽価格のワインを飲ませていることがバレたのかと思いました」
安西さんが一旦眠ってしまったら、クマに襲われても起きそうにないのを知っていたのだ。
犯行予告に何のメリットがあったのかわからないが、盗めるチャンスがあることは知っていたのだ。
「結局、どうせワインの味なんか分かってないんだからどうでもいいやと思いまして、その後、地下のワインセラーに降りていきました。
ラベルも読めないんだから何でもいいやって、スーパーで買ってきたワインをもって戻って来たんです。
飲まれるときに有名なワインの名前をでっちあげたら、その高級感で満足して美味しく思えるような方なんで、問題ないと思いました。
そしたら、奥様が怒ってらして。
てっきりお手軽価格のワインを飲ませていることがバレたのかと思いました」

