容姿は僕の好きだった彼女と
何等変わりはなかった

ただ…僕のすきだった笑顔がない

周りの女子さえ寄せ付けない
オーラをだしていた

けどやっぱり2年も休んでたとなると
クラスの数人の男子は放ってはおかない

「お前なんで休んでたんだよ?」

「ズル休みだろ?」

でも無神経な奴等は勿論無視の麻亞子

それどころか足を踏んで
次の教科の教科書を持ち教室を出て行った

昔の麻亞子なら絶対にそんなことしない

そう驚きながら僕は隣りの席からただ
教室を出て行く麻亞子を見つめていた