「二階堂ちゃん、ちょっとこれ捨ててきてくれる~?」 「あ、はい」 ――大きいゴミ袋を三つ、ヒィヒィ言いながら裏口まで頑張って進む。 「お、重てぇ……」 ひとまず荷物を置き、裏口の扉を開けたその刹那――なんとも鈍い音がした。 「い――っ!!」 誰かが入ってこようと開けてきたので、扉が左手に勢い良くぶつかってしまったのだ。