――更に俺を傷付けたものは、日和が久保君を部屋に招きいれた事だった。 「婚約者だし……両家公認だし当たり前なんだよね?」 なんて自分に言い聞かせてるなんて格好悪い。 誰かに否定して欲しいっての、見え見えだって……