アナタだけのお姫様


 やっぱり……決断しなくてはいけない時がきてしまった。 


 逃げる事が出来たなら、どんなにラクだろう?

 
「ふふっ。ちょっと元気を分けてもらおうと思ってね」


「え!? なんで元気ないの? 具合悪いの?」