……確かに、西塚さんは俺の隣に座っていて、やけに近かった。 酔っているのか、フリなのかまではさすがに分からない。 「えへへ~。今だけあたしのものっ」 いきなり腕にしがみつかれて……うわ、鳥肌立ってきた。 だから座敷じゃない方が良かったのに、なんて思っていたらいきなり――