アナタだけのお姫様


 
 首をかしげる日和を見て、胸がザワついた。



 手とか繋ぐの当たり前だと思ってたのに……嫌がられてるのか?


 なんて思ったけど、日和は過去の事を気にしているだけだった。


 ――心底、ホッとした。

 
 妹の行動一つでも一喜一憂してしまうなんて、俺はまだまだ子供な証拠なのかな。