アナタだけのお姫様


「でも――でも、いざとなったら久保君がなんとかしてくれるはず」


 本当は俺が迎えに行きたいしバイクにも乗せたい。



 だけどその役目を担うのは、俺じゃなくて婚約者なんだ。


 俺は……そろそろ決心をしないといけない時が来たのかもって、身構えていた。