アナタだけのお姫様


 家には沢山のメイドと、沢山のお花が飾られてた。


 キレイな花瓶に入れられてたり、プリザーブドフラワーなんかも飾ってあったり……



 初めて来た割にすっごく落ち着けるんですけど……


「これ母親の趣味。派手すぎて落ち着かないんだよね」


 なんて侑也は笑って言ってるけど、素敵なお家だと思う。


 すれ違うたびに色々なメイドに挨拶され、すんげー恥ずかしかった。



 ――だって皆キレイなお姉さま方なんだもん。


「微妙に散らかってるけど笑うなよ」


 恥ずかしそうに扉を開け、中を見せられたとき、思わず息を呑んだ。