アナタだけのお姫様


「まぁ覚えなくてもいいよ」


「侑也はいつも何食べてるの?」


「俺は外で食べたり、弁当食べたりって感じ。あんま食堂には来ないな」


「ふーん」


「パパッと食べれるうどんでいいでしょ?」


「……うん」


 どうやって買うのか侑也に聞いている時、通った人たちに笑われた気がした。


 何がおかしいんだよ。


 ――世間知らずとか言いたいの?


「あー、気にしなくていいよ。知ってるから偉いとか意味分かんないしね」


「うん……」


 もしかしたらだけど、侑也ってば優しいのかもしれない。