『拝啓。人生何でも屋(以下略)
この手紙。読んでる伊丹は、どこでエロ本を見てますか。
私には悩みがあります。
それは"モンスターペアレント"だか、"モンスターペアレンツ"だか、わかりませんが
そのモンスターにあれこれ言われ、精神的に参ってます
どうにかしてくれませんか?
敬具?だったっけ?
それとも総理大臣だったっけ?
まぁいいや。終わる』
という依頼文が来た。
「なるほど、討伐して欲しいわけですね」
「んなわけねーだろ!!
きっと、いちいち文句言わないで欲しい。
という、切なる願いだろ」
「じゃあ、この教員に会いに行きましょう」
「そうだな。
ところで…いつ俺らは人生何でも屋って店名になったんだ?」
「知りませーん」
「なんかもう殺し屋から遠ざかってるな
最終的には占い師になったりして」
「あー、それいいですね!!」
「いや、おい。変えようとするな。
何早速変えようとしてんだよ!!」
「てへ」
「かわい子ぶってもダメだから」
「ぶってないし。本当にかわいいんだし」
「マジで言ってんのなら、ぶん殴るよ」
「殴れるものなら、殴って下さーい」
「んにゃろ!!」
そう言って、バトルが始まったのはおいとき、俺たちは学校に向かった。