「で、お前は何でこんなことしたんだよ」
「俺、友達いないだろ?お前以外に」
「いや、俺、友達になった覚えねーから」
「ひどくないかっ!?
少しは気を遣えっ!!」
「冗談だよ。で、続けて」
「だから、お前とただ遊びたかっただけなんだ…」
「だからって、人を…」
「いや、依頼なんて受けてない。あれはデマなんだ
だから、最初っから、誰も殺す気なんてなかった」
「その割には俺の背中切りつけたじゃん」
「あれは、『そういや、こいつと喧嘩したことなかったっけ!?
面白そうなんで、やってみよっ。グフっ』ていう、ほんの軽い気持ちだったんだ。」
「そうか…なんか最後の笑い声は気になるが、許してやる」
「ありがとう」
「友達の罪を許す。それが本来あるべき姿なんじゃねーか」
「伊丹…」
イメージ的に、ここで周りがほんわかな空気で包まれる
「どーでもいいから、早く帰りましょうよ
何が本来あるべき姿だよ。クサイこと言うなよ。大根役者どもが」
「うん…言い過ぎだからね。傷ついちゃうから」
場面は変わり。
「で、おまえこれからどうするんだよ」
「これからは旅にでる」
「自分探しの旅ですか?流行りに乗っかりたい系ですか?」
「だから空気を読め!!じゃあな。寛士」
「ああ。」
そう言って、寛士の後ろ姿を見送った
「しっかし、めんどい奴でしたね
何で旅に出るんですか?ありきたりな」
「あいつの考えてることは昔からわからなかったからな」


