「もう!なんてなんてことするのよ!半分になっちゃったじゃない!」
「いっいいだろ?」
今頃自分がやった行為に気づいたパンプは顔を赤くした。
あの夕日みたいに真っ赤だ・・・
「いらっしゃいませー!」
ボウッと生暖かい風が私達を包み込む。
店内には観た事のないもので囲まれている。
「ぬ…」
ぬいぐるみ?
それに…
「マグカップ?」
「ん、何?マグカップがほしいのかよ。買う?おそろいで」
イルカの絵がかかれたシンプルなマグカップを二つ取るとパンプは買うか、と言って籠に入れた。
そんな…
どこで使えって言うのよ…
「あ、指輪!」
「え!どこ?!」
「あそこ!」
私をおいて歩いていく彼。いきいきしすぎ…
「どれにしようか」
たくさん並んでる指輪。
ピンク色だったり
シルバーだったり
色鮮やかなものばかり。
「ネックレスについてるのはいい」
「これは?鈴がついてるし、どこにいるかわかるじゃん?」
チリンと音を鳴らせて私の目の前にくるシンプルな指輪。
ネックレスになる…
私の希望通りだった。
可愛い…
「うん。これのピンクがいい」
「俺もピンク!」
パンプがピンク!?
「ちょっと…」
「ん?」
「男性がピンクって!」
「いいじゃねぇか!お前とおそろいがいいんだから!」



