ええぇとここは


多分広場ね!



たくさんの人が集まっているわ!


私の国じゃあ、国民の笑顔なんかまれにしか見たことなかったもの!


何もかも違う!

雰囲気が


この雰囲気が大好き!

ところどころに聞こえるパンプ・スリーチャーの曲。


よっぽどすごい作曲家さんなのね。

でも…




 「ねぇ?それってパンプ・スリーチャーの曲?」

 「“シルト~…”ん?そうだよ?!もちろん!」



なんかがらの悪い人ねぇ。

あ!やんきーかしら!


あのマロンが言ってたやんきー!


そうかも!

でも、シルトとこの人達とは違うわ。シルトは清楚で大人しい大人びた子よ。

それにやんきーって言っても以外にいい人そうよ。


 「何々?あなた…」


わ!派手な格好!

あんな格好、あこがれるわ。

女の子でもあんな服あるのね。



 「はい?」

 「パンプ・スリーチャーのファン?」

 「あんたも奴のファンか。いいよなぁ。あいつの曲は!」

 「あら。ソレを歌うルジル・ランドがカッコいいのよ!」




彼らたちは私のためにパンプの曲を歌い続けてくれた。


 「ねぇ?パンプはどこにいるのかしら!」


 彼らたちは私をスター・フィルシングホールへと案内してくれた