しばらくの沈黙。











何話せばいいんだろう。











「貴方は月というより、太陽ですね。月のようなたおやかさは少しとてありませんから。」












「は?」











そう言って、横にいる夜様を見上げる。












さっきまでの爽やかとは違う・・・悪戯な顔がそこにはあった。












「私は君のことを陽姫と呼ぶことにしましょう。」












「ちょ、ちょっと!!わたくしの名は月子だわ。」