月姫物語

美青年の横に一匹。











月姫のそばに一匹。











そして・・・もう一匹。













『そなかたが、蘭月。』












美青年の横にいる狐が言った。











「らんげつ?」











「君の妖名ですよ。母君である桜ノ宮様も真の名は、白桜。」











「ああ・・・ってか、なんでアンタ知ってるのよ?!」